2015,10,16, Friday
相変わらず右肩の痛みが続く今日ではありましたが、2泊3日の九州旅行を企画していましたので、痛みに耐えて行ってきました 今回の旅行は、車を使って世界遺産へ登録されたばかりの軍艦島へ行くことが一番の目的です。 まずは、瀬戸中央道で四国へと渡り、愛媛県の八幡浜港からオレンジフェリーに乗って、大分県の臼杵港へと渡り、そこから一路長崎港へと車を進めました。 フェリーの乗船時間や休憩なども含め、約9時間という長い時間がかかりましたが、9時頃には無事に長崎港へと到着。 するとそこには、Quantum Of Seaと言う巨大な豪華客船が停泊していて、その大きなにびっくりしました そして長崎港からはシーマン商会のさるく号でいざ軍艦島へ 途中、明治44年に設置され、現在も稼働中の150トンのハンマーヘッド型クレーン(世界遺産)などを観ながら進むと、ついに軍艦島(端島)が見えてきました この軍艦島、軍艦「土佐」に似ている事からそう呼ばれるようになったようですが、「端島炭坑」と言った方が分かりやすいかも知れません。 1810年頃に石炭が発見されて以来、その良質な石炭は日本の近代化に大きく貢献してくれましたが、昭和30年台から始まったエネルギー革命により、需要が石油へと変わったことにより、 1974年1月に閉山となり、4月には無人島になってしまったという歴史を持つ島です。 その軍艦島が今年、世界文化遺産に登録されたこともあり、また注目を集め始めています。 軍艦島へ上陸出来るツアーはいくつかあるようですが、私が今回お世話になったシーマン商会さんも上陸が出来るツアーで、島の周囲を回りながら説明を受け、軍艦「土佐」に見える位置で写真を撮った後は、いよいよ上陸です。 上陸と言っても、ロープが張ってあり、建物の中に入ったりすることは出来ませんが、以前この島に住んでおり、現在はNPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」の理事長をされている、坂本 道徳さんの説明に耳を傾けていると、涙が出そうなほど感動しました やっぱり、実際に島に住んだ経験がある方の話には深みがありますね。 世界文化遺産に登録された軍艦島ですが、登録されたのは明治時代に造られた竪坑のための巻上機室の壁面と、同じく明治時代に天川という水に強いつなぎで天草石を積み上げた防波堤の2部分だけとのことでした。 島全体が世界遺産だと思っていたので、ちょっと意外でした。 その後、住居の後や、プールの後などを見学し、上陸時間は終わりとなりましたが、とても勉強になることが多く、上陸時間の45分間はあっという間に過ぎて行ったのでした ツアーの最後には、軍艦島上陸記念証明書、石炭、パンフレットなどをお土産として頂き、少し嬉しい気分にもなりました 45人乗りと、他のツアーと比べると船は小さいものの本気で軍艦島を知りたかった私にはガイドさんの力強い説明は、とても心に響いたのでした 軍艦島を後にした私達は、宿泊予定の熊本空港ホテルエミナースへと移動し、天然温泉で旅の疲れを癒したのでした エミナースで書いて頂いた:旅の思い出帳 興味がある方はぜひ行ってみて下さいね~
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| 旅行 | 11:59 PM | comments (0) | trackback (0) | |